サンドフレンドセオリー

仙台でベース弾いたりギター弾いたりドルヲタに興じてる男の「This is 駄文」 twitter ID: @teru_4st

禁煙の効能

昨日のブログで、最近禁酒してることについて書いた。

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「禁じてる」カテゴリーで言うと、もうずっと前から禁煙に取り組んでいる。禁煙始めたのが確か2013年の5月頃なので、かれこれ3年半以上経ちましたね。

煙草もそれまでは大好きで1日で約一箱、飲みに行くと平気で二~三箱くらい吸ってたと思う。そんな煙草を止めようと思ったのは、健康に気を使うとか高尚な理由ではなく単純に「金が無いから」だった。ちょうど仕事を変えて所得が下がったから、煙草代を捻出するのが惜しくなったんです。きっとこのまま小刻みに値上がり続けると思ったし。あとは、煙草をいちいち買いに行くのが面倒になったのもあります。

禁煙を開始した日は、ニコチンの禁断症状で目が冴えてしまい、夜なかなか寝付けなかったのを覚えてます。身体がもの凄く煙草を欲してた。それをどうにかやり過ごし、一日一日、吸わない日々を積み重ねてきました。

最初の一ヶ月くらいは、ひとりで居る時は割と平気だったけど誰かと酒飲みに行ったりすると、もう吸いたくてたまらなかった。なので禁煙パイポは常に持ち歩いてました。それでも我慢出来ない場合は、一緒に居る人に煙草を一本恵んでもらい、決して灰に煙を入れないように一口だけ「吹かし」て、すぐに消す。そんなことしてると大抵相手も嫌がるし、なんだか自分も情けなくなってきてやらなくなる。そんな風にして煙草との距離を広げていきました。それから三ヶ月経ったあたりで段々と煙草の煙が不快に感じるようになり、三年半過ぎたいまでは煙草が大嫌いになりました笑

禁煙始めてから食べ物が何でも美味しかった時期がありました。禁煙のストレスと口寂しさを食に転嫁したんだと思います。肝臓の負担が減ったからか酒もスルスル入ったし。それにプラスして仕事で前ほど動かなくなったのもあり、一時期は適正体重より10kg増えました・・・。それはランニングやウォーキングで解消して、現在はほぼ適正体重をキープしてます。

こうして振り返ると、禁煙して割と大変な思いをしてますね。ただ、これはほとんど最初の数ヶ月の話で、あとはメリットを感じるようになりました。

 

当然ながら煙草代は浮きます。自分の場合、以前より所得が下がってるので結果トントンですが、煙草代というある意味「固定費」を考えなくて済みます。一箱だいたい¥420として、それを毎日一箱ペースで吸ってたら月に¥12600掛かるのでかなり大きい。

それに煙草を買いに良く手間、喫煙所に行って戻っての時間、街中だと喫煙できる場所を探す時間、これが無くなるのも良かったです。いまは喫煙できる場所も結構限られてるし、吸ってた頃から窮屈さを感じてました。仙台駅のデッキから喫煙所撤去したのはさすがにひどすぎると思いますけど・・・。とにかく吸える場所を探すのが面倒で。それに以前は仕事の休憩も煙草吸って終わってたのが、禁煙してからは本読んだり音楽聴くのに没頭出来るようになりました。

なので、禁煙始めた当初の目的は達成されてます。あとは、運動しても息切れしにくくなりました。部屋もキレイになったし、僕は禁煙して良かったと思ってます。

唯一、いまでも心残りなのは気に入ってたライターを使うことが無くなったこと。

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ボロボロだけど思い入れのあるZIPPO。喫煙具の類は全部処分したけど、これだけは大事にしまってる。

 

よく人から「煙草も酒もやめて、何が楽しいの?」と聞かれることがあります。確かに酒も煙草も僕的にはすごく楽しくやってました。酒は確実に「効く」し激務終わりの一服の味はいまも忘れない。でもいまはそう思わなくなったし、それ以外に楽しいことなんかいくらでもありますよ、という気持ちでいます。

と、こんなこと書いてますけど、酒も煙草も依存性がかなりキツいからいつまたやり始めるか知れたもんじゃない。実際煙草はいまでもたまーに吸いたくなるし笑

まぁそれでも、毎回面倒くささの方が勝ってるから手出さないと思います(多分)。

 

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