サンドフレンドセオリー

仙台でベース弾いたりギター弾いたりドルヲタに興じてる男の「This is 駄文」 twitter ID: @teru_4st

ピックというもの

禁酒を継続している。10月の下旬から始めたから、もう1ヶ月を過ぎた。

あまりに自分にも他人にも迷惑をかけ通してしまい、これは良くないなぁと思い酒を断っているわけ。なので自分の中ではもう酒は飲みたくない気持ちが強いんだけど、お酒の魔力は超絶に強大でして、人間が立ち向かうには非力すぎる。だから意思に反していつ飲み始めるかわかったもんじゃない。ただ、少しでも継続することで見えてくるものもあるかな、と思っている。

 

で、「続ける」ということ。

僕はあまり色んなものに興味を示すタイプではないのだけど、ハマったものに対してはそれなりの熱意なり愛で以て取り組んでいるつもりだ。そういうものは結果長続きしている。

そのひとつにベースを弾くことがある。というかこれが一番好きだ。

少年時代にベースを手にしてから色んな曲を弾き、作り、色んな人たちと色んなバンドをやってきた。それで失ったこともあるけど得てきたものは何にも代えがたいものになっている。

いまもZEBRA GAZEというバンド(@zebragaze)で弾いている。このバンドはリーダーを務めていて作詞作曲も行っている。個人的な思い入れは相当だ。ずっと長く活動していきたい。

 

話が逸れた。

 

 

ベースを弾くときは大体「指弾き」か「ピック弾き」といったプレイスタイルを選択するわけで、どちらもこなせるのが一番いいのだけど僕はピック弾きに特化している。

なので、使うピックに関しては結構こだわる。厚さ・硬さ・形状・材質・断面の処理・・・など。理想的なピックを探して、楽器屋に行くとつい数枚買ってしまう。そんなある種の「クセ」も長いこと続いてる。

 

これまでは、オニギリ型でミディアム程度の厚み、ポリアセタール製が好みで

 

 

 滑り止めのついたこのピックを使ったり

 

 滑り止めに飽きてこれの白を使ったり

 

 さらに柔らかさを求めこれを使ったり。

 

一般的にベースには硬いピックが向いてると言われるけど、一概には言えないと思う。

柔らかさによって弦をアタックする時に力が良い意味で逃げて、結果粒が揃いコンプ効果がある(気がする)。でも単純に音量はやっぱり硬い方が出るとは思う。

 

これ以外にもかなりの数のピックを試して、大量のストックがある。売るくらいある。マジで誰かに提供したい。それぐらい試して、最近ようやく落ち着いた感がある。

 

 

 

 散々柔らかいのを推しといて、真逆のこれである。硬いしティアドロップだし。

 

ナゼこれを選んだかというと、現在の僕は主にドロップDチューニングのベースを弾いていて、一音下げた4弦をしっかり鳴らしたいから硬めのピックを選んだ。

そして、いままでオニギリ型を使っていても三つの角を全部使いきることが無かったため、いっそティアドロップでいいか!となった。

それに、このシリーズのティアドロップ型は他の同じ形状のものと比べて若干大きめに設計されているため持ち替えた時に違和感がなかった。

 

もうひとつ、CRAYTONピック全般、エッジ処理が粗めというか断面が立ってる感触がする。つまり引っ掛かりが大きく、それが音の歪み成分に関わってくる。僕の感覚だと良い具合にスパイスを加えられる。

 

こういった理由でいまはCRAYTONの0.94mmを愛用しています。

 

でも、まだ今後も最高にしっくり来るピックを探す旅は「続く」かもしれないなぁ。

そもそもピックは手軽に買えて、その割に音や弾き心地に直結するアイテム。

長く演奏し続けたいから、腕・指への負担も考慮しつつ自分に合った一枚を見つけるのは大切だと思う。

たかがピック、されど・・・である。

 

そんなわけで、個人的なピック観でした。

 

↓↓先日行った初ライブから1曲抜粋。是非聴いてみてください。

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